ぶらり vol. 41
暑さ残る奈良の古寺を巡る 2009/9/13
また、古寺をぶらっとしたくなった。奈良に行くことにした。
25年ほど前に訪れたことのある矢田寺と松尾寺。
矢田寺にはアジサイの寺ということで訪れたのだった。
梅雨空に咲くアジサイの記憶がある。
松尾寺はというと、何もない。
もしかしたら松尾寺には行ってなかったのかもしれない。
そして、唐招提寺。修復なった金堂をぜひとも見たかった。
もう一つ、大安寺。
かつての南都の大寺である。
さらに遡れば飛鳥の大官大寺にまで行き着く寺である。
そんな歴史のある寺を訪ねてみたかったのだ。
矢田寺
寺に関心をもつようになってからは、
地蔵の寺として知った。
境内のあちこちに地蔵の石仏があった。
本尊も地蔵菩薩なのだ。地蔵に救われようと、
古より多くの人々が訪れたのであろう。
石仏を囲うよう寄進者の石柱が立ち並ぶ。
寺の縁起は飛鳥の時代にまで遡るという。
本堂と矢田山を望む
矢田寺本堂と鐘楼
本堂前に立つ地蔵
味噌なめ地蔵
松尾寺
厄払い、厄除けの寺だった。
本堂からは祈祷する声が響いてくる。
観光の寺ではないのだが、
境内までの坂道をハイキングのようにして上がってくる人々もいる。
そこは、奈良盆地北部が一望できる見晴らしのいい場所なのだ。
山門
本堂
三重塔
七福神堂
唐招提寺
これまでに訪れた唐招提寺は、
金堂及びその三尊像が修復中だった。
とはいえ、たまたま運よく鑑真和上像を間近に拝することができたときもあった。
また、金堂三尊の解体修理が行われている現場を直接目にできる機会もあった。
そういう意味では、平成大修理の期間は、唐招提寺をより深く知る縁であったといえようか。
→ 2008年6月8日 唐招提寺
→ 2005年9月20日 唐招提寺
金堂
金堂の鴟尾は
東西とも今回の修理で
新しく造りかえられた
創建当初からの鴟尾と
鎌倉時代に造られた鴟尾は
新宝蔵に収められている
金堂
大安寺
奈良時代、二つの七重塔を配する壮大な伽藍であったらしい。
が、今は往時の姿をとどめるものはどこにもない。
否、南大門の基壇のみ復元されているのであろうか。
こじんまりとした本堂がポツンとしてある。
その脇に小さな護摩堂があって、信者が会し護摩祈祷が行われていた。
宝物殿には創建時からの数躰の天平の仏像が祀られていた。
その表情は、唐招提寺新宝蔵の仏たちと実によく似ているように感じたのだ。
南門
南大門の基壇の上に建つ
本堂
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