鈴鹿
朝まだ暗いうちに高速を南へと走った。
インターを降り西へと進む。
道は山間へと入るが雪がない。
駐車したあたりを見まわすが、白くなっているところはどこにもなかった。
季節は1月中旬、山には雪があるものだ。
アイゼンをザックに入れ、アックスをその背に取り付けて歩き出す。
しかし、登れど登れど踏みしめるものは枯葉ばかりである。
きらら峰分岐近くにきて、ようやく白いものが現れた。
アイゼンを付けるまでもない。
薄く点々とあるだけだ。
山頂もまた同じであった。
雨乞も御在所も、見わたす峰に雪がなかった。
朝、やや風が強かったものの、この日も快晴で眺めはよかった。
ただ冬の風景ではない。
ピストンで下山し、昼過ぎに高速を北へと向かい帰路に着いた。
鈴鹿の連なりがくっきりと見える。
高速と鈴鹿山脈が平行に走っているのだ。
最も北の藤原岳にも雪はなかった。
雪のない冬の鈴鹿の峰をこれまでに見たことがあっただろうか。
岳峠近く、枝の間より覗く鎌ヶ岳の岩峰
岩峰の登りより降り返る鎌尾根
山頂より見る御在所岳
雨乞岳
逆光に輝く伊勢湾
遠くに霞む名古屋市街
鎌尾根より見る鎌ヶ岳岩稜
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